外が悪くて中がよいといふことないのぢゃ。
外も中も同じ性もってゐるのぢゃ。
時節来てゐるから、このままにしておいても出来るが、それでは人民可哀さうなから、くどう申してゐるのぢゃ。
三千年花咲くぞ。
結構な花、三年、その後三年であるぞ。
二(ツギ)の三年めでたやなあめでたやなあ、ヒカリのふで裏迄読んで見なされ、よく解ってビシビシその通りになっておろうがな。
このほう念じてやれよ。
この火(ほう)この水(ほう)ぞ。
この火ばかりと思ふなよ。
火と水(ヒトミ)ざぞ。
善き火(ホー)に廻してやるぞ、良き水(ホー)の御用も回してやるぞ。
しくじりも人間にはあるぞ。
しくじったらやり直せよ。
しくじりは火と水の違ひぞ。
このことよく心得てなされよ。
しくじり、しくじりでなくなるぞ。
何も思案投首一番罪深い。
皆それぞれに喜び与へられてゐるでないか。
何不足申すのざ。
かのととり。
一二十

