中の自分と外の自分と和せよ。
それが改心の第一歩。
聞かせてきくならば、実地はカタのカタ位ですむなれど。
慾入ると邪気湧く、邪気湧くと邪霊集まるぞ。
肉体人に神は直接分らんものぞ。
神は能(ハタラ)き、神の働きの影しか判らんものぞ。
神の姿、見たと申すのは、神の姿の影を自分の心に描き出したまでであるぞ。
心に判っても肉体に判るものでないぞ。
肉を魂とせよ。
魂を魂の魂と向上させよ。
ひらけ来るぞ。
何事もとがむでないぞ。
とがむ心、天狗ぞ。
神の前にへり下り、へり下っても尚過ぎると云ふことないのぢゃ。
人間は、色とりどりそれぞれの考へ方を自由に与へてあるのざから、無理に引張ったり、教へたりするでないぞ。
今あるもの、今生きてゐるものは、たとへ極悪ざと見えても、それは許されてゐるのであるから、あるのであるぞ。
他を排すでないぞ。
(一月二十二日)

