そなたの用意が足らんぞ。
日々の人間の御用を、神の御用と和すように、神の御用が人の御用、人の御用が神の御用となるのがまことの道であり、弥栄の道であり大歓喜であるぞ。
いつでも神かかれるように神かかってゐるように、神かかっていても、われにも他にも判らぬようになりて下されよ。
鍬とる百性が己をわすれ、大地をわすれ、鍬をわすれてゐる境地が、まことのみたましづめであり、神かかりであるぞ。
そこらでなさる行も、それに到る一つの道ではあるが、それのみではならんぞ。
気つけ合ってよきに進んで下されよ。
そなたが歩むのぢゃ。
道は自分で歩まねばならんぞ。
他人におんぶしたり、他人が歩かしてくれるのではないぞ。
そなたの力で、そなた自身の苦労で人を助けねばならんぞ。
人を助ければその人は神が助けるのであるぞ。
この道理なぜに判らんのぢゃ。
人を助けずに我を助けてくれと申しても、それは無理と申すもの。
神にも道はまげられんぞ。

