改心の理11「執着による影響」

■人に対して執着
人に対しての恨み、憎しみなどの強い憎悪心(呪う)の思いは執着されて、その想いは自らの霊魂を分霊化して「生霊」となって対者の元に行き悪さをします。
対者は、精神不安、体調不良、事故や災害などの霊障や、物が勝手に動いたりするポルターガイスト現象などが起こる事があります。
これも、当事者は生霊となっている自覚が全くないのですが、分霊化した生霊は目的を果たすといずれ自らの元に戻ってきますのでその際に自らにも何らかの影響を受ける事になります。「人を呪わば穴二つ」と言われていますがこの事になります。
※魂魄の強い人ほど生霊になり易いのです。

■自らに対しての執着
自らに対しての執着とは、自らの理不尽な事でも他者からの助言や注意を聞き入れず、また安易に受け入れずに頑なに意固地になり押し通す心であります。
特に自分に関わる事や指摘される事を嫌って強く反発するものですが、これは反発せずに話を合わせるだけで内心では聞き入れない事も同じになります。
これらが「自我が強く、我を張る」行為となりますが、これは自らの「我にこだわり執着している状態」または「我の思いに我が囚われている状態」となります。

この我を張る行為は、自らの過ち等の非を認めずに、自らの行為や思考を自己擁護して自らを防御する、また自らを思い込ませて納得させ強がる行為でもあり、本能においては自らの非を感じている為に余計に頑なに意地を張るものです。

◎ これらの自らに執着(我を張る)する行為は、真の霊魂の本質の働きに対して、我を張った偽りの我の精神(心)が蓋をして塞いでしまう行為となります。
このように、長年に及び自分に都合の良いように物事を捉え解釈して行く事により、
真に正しい霊魂による善悪の判断基準が、自我の判断基準へと変わり、それが癖付いてしまう事になるのです。
この積み重ねにより、次第に真の霊魂の本質は働かなくなり、我の中心で自己愛の精神の思想と変貌して行くのです。

この癖付いてしまった我中心の精神を改めるには、とても容易な事では無いのですが、
改心と称して、「改める事に取り込もうと思った、または少し気を付けた程度」の行いで、
実際には自我や自己愛の精神の蓋を全く取り除けて居ないにも関わらず、
もう既に改心されたか、改心の見込みがもう出来たかのように安易に捉え、勘違いしてしまう人が多く居ります。
これは、真の改心の必要のある人ほど、改心を安易に捉えやすい為に真の改心まで至らずに直ぐに諦め投げ出してしまうものです。
実際には、相当に難しく大変な事なのです。

※ 自己愛は、他の何よりも自分の事や自らの思いを何よりも重要視して大切にする精神であり、
この精神から行われる行為は、自分本位な事、また人の為と称する行為では、
真に人を助ける事が目的ではなく、そのような善行の行為をしたいというだけで、
自らを誇示し、恩着せがましく自慢したり、威張ったり虚勢を張ったり等と自分が恰好付けたいが為に行う人に見せる為の偽りの善行(偽善)となります。
このような人は自らに都合が悪くなると、安易に投げ出して見向きもしないようないい加減で薄情な精神の持ち主となるのです。
このような精神を、意地を張らずに自らが素直に認めて根本的に改めるように心掛けて取り組む事が大切なのです。


■真の霊魂を正しく活動する為に
自我の思想が癖付いた霊魂に塞がれた奥底には、真の霊魂は働きが出ない状態となっています。
これが「ゝ(ホチ=真)が抜けて、我が中心」となっている状態となります。

塞がれて活動を鈍らせた真の霊魂を、正しく活動させる為には、内外の両方から取り組む必要があります。

内からとは、活動の鈍ってしまった真の霊魂の働きを強める事であり、その為には真の信仰心による神様からの内流が必要となります。
この内流とは、神様から霊魂の内部に注がれる御神気でありこれにより真の霊魂の働きが強まる事になります
※ 真の信仰心により神様からの内流が霊魂に注がれる事になります。

外からとは、真の霊魂に蓋をして塞いでしまっている「自らの自我や自己愛の精神」を取り除く事になります。
霊魂に内流がおこっても、頑なに我に囚われ続けている状態では、いつまでも変わる事はありませんので、
自らの自我や自己愛の精神に気が付き素直に認めて、自らを真の霊魂の意識と和合し「新たに正しく改めて行く事」
これが改心となり最も重要ですが、最も難しい事となります。

・内 = 真の信仰により、真の霊魂の内部から内流がおこり活動が強まる

・外 = 表面の自我や自己愛の精神が癖付いた霊魂を取り去る事(これが重要)
 ・真の霊魂(心)の働きを知る事
 ・自らの心を意識して知る事
 ・誤った思想を改めて真の霊魂の働きに和合するように心がける
 ・これらを癖付くまで継続する事

このように、様々な人や物に対する執着心は自らの霊魂を分霊化し離遊させて自らを曇らせてしまう事となるのです。
また、自らに対する自我の執着心は自らの霊性を塞ぎ、自分本位の思想に変貌してしまう事になります。

これらの事を知らないが為に、自らの心に意識も注意も修正もされずに感覚だけで放置されてきたのです。
正しい心のあり方を知り、それに合わせるように意識して修正しさらに心豊かに大きくして行く事が
霊魂磨き(みたまみがき)となるのです。
その為に、霊魂の本質の働きを知る必要がありますが、それは「霊魂の理」でお知らせを致します。


■その他の物に対する執着
これ以外に、宝石等の貴重品や骨董品などに対して、強い愛着心や思い入れを持ち、物を眺めたり手に取ったりしてとても大切にするものです。
これは特定の物に対して執着している状態であり、この場合も自らの分霊化した霊魂が物に必ず鎮まる事になります。
※ 本人は執着しているとは思っておらずに執着とは認めないものです。

特に石や木には霊が入り易く、また高価な物や骨董品などの貴重な物に対しては、とても思い入れが強くなり大事にするので霊魂が入りやすくなるので気を付けた方が良いのです。

また、これらの霊魂が入った宝石や骨董品、年代物の家具や人形などを購入や譲り受けて家に持ち帰ると、
その後から身体に体調不良、病気、精神不安、災害、事故、家庭内不和、霊的現象などの変調をきたす事が御座います。
このような場合には、その変調が出始めた前に中古品などを購入しなかったかを確認されて、その物がある場合にはお焚き上げなどして早めに処分するようにします。(大概は手放すと収まるものです)

特に真面目で律儀な方は、物を大切にする事や愛着心や思い入れの気持ちを強く持つ事がとても良い事であると思われがちなのですが、これら気持ちが過度になり過ぎると、執着心となってしまうので気を付けなければなりません。
※ 本人からは執着している自覚は無い状態となります。

※ 自らが所有する物に対して「自分の物」とは強く思わないようにする事が良いのです。


■家屋に対する執着(家を壊す事による影響)
家屋を修理したり、建て替えで壊したりする時に、その家の住人が病気や怪我などの不幸が起こるなどの話を聞いた事があるかと思います。
これには様々な要因がありますが、主に家を壊す事による影響と、家を建てる事による影響、引っ越しによる影響が御座います。

家屋の建替えなどの為に、長年住んでいた家を壊す事により病気や怪我など生命に関わるような身体的な悪影響を受ける事があります。

それは、主には住人による家屋に対する愛着や思い入れが強い場合に、住人の霊魂が分霊し家屋に鎮まる事になります。
(※これは、自らの肉体的な身体以外に、家屋が霊的な身体の一部となる事になる)

この自らの霊魂が分霊化され家屋に鎮まっている状態は、自身では全く自覚がありませんが、他のどこよりもとても居心地が良く気持が落ち着く場所に感じるものです。
このような分霊が鎮まっている状態で、家屋を壊すと自らの身体を破壊されると同じ事であるので身体に強く影響を及ぼしてしまうのです。
これは「自分が苦労して建てた家である」「家は我の物」と思うような方は、とても愛着心や思い入れが過度に強くなり執着の状態となるので、自分の霊が入りこのようになり易くなります。

また、その他の要因として、元の住人などの地縛霊や他の霊等が家屋に居付いている為に影響が出る場合が御座います。

■家を建てる事による影響
更地から家を新築で建てる場合にも、悪い影響が出る場合が御座います。
それは、墓地跡や事故現場またその付近に穢れが多いような、土地や敷地に家屋を建てると、
新築でも住人に、身体的や精神的な悪影響を受ける場合があります。

■引っ越しによる影響
 新築の場合は先ほどの土地などの影響によるもの、また中古物件や賃貸等の場合には、
その部屋や物件の瑕疵による霊的な影響(事故物件)による場合があります。

■家屋、土地の神様
 家屋の台所には、火之迦具土神(ほのかぐつちのかみ)または三宝荒神(さんぽうこうじん)の神様が居て、
トイレにはトイレの神様(金勝要神様 きんかつかねのかみさま)が居ると話を聞いた事があるかと思いますが、
お住いの家屋には、神様のお働き相応の場所に必ず神々様が御鎮まりされているのです。

また、土地や敷地を御守護されているのが地主神様(じぬしのかみさま)となりますが、
現在では地主神は、土地を御守護され、鎮守神は、土地や建物を守護されていると言われておりますが、
本来は、地主神は家屋と敷地・土地を御守護されているのです。
また、鎮守神も同様に家屋と敷地・土地を御守護されて居られますが、地主神の御守護される範囲より広くなります。

■日々の拝礼において
日々の拝礼は、産土神様と共に、敷地や家屋を御守護されている鎮守の神様に対して祈念申し上げる事が宜しいです。

■家屋の間取りや方位など、家相や風水について
これらは、龍宮の乙姫様より「方位、風水などの影響は全て作り上げられた事なのです。」との事に御座います。
また、九星や六曜や占いなども同じように本人が信じる人は、その影響を強く受ける事になりますので程々が宜しいかと思います。

■影響を受けないようにする為には
これらの影響を受けないように回避する方法は、以下の事を「住人の家主」または、「住人で建屋に思い入れが強い人」が行う必要があります。
家主が出来ない場合は、「その家屋の住人」が必ず行う事。
目的は家主に影響が出ないようにする為なので、第三者が行ってもあまり意味が御座いません。
既に住人が居ない場合は、影響はあまり無いので工事を行う者に出来る範囲で行って頂くようにします。

 1、家屋に対して過度の愛着心や思い入れを持たずに、壊すにあたり「絶対に未練や後悔などの心残りの無いようにする事」がもっとも重要な事となります。

 2、家屋を壊す前に、「産土神様、地主神様(じぬしがみ)、鎮守神様(ちんじゅかみ)」にその報告と何事も無いように祈念する事。
これまでお世話になり御守護頂いてきたのですから、家屋に対してと家屋を御守護されてこられた神々様に対して
心からの感謝とお礼を申し上げて祈念する事

※ 産土神、地主神様、家屋に対して、また家屋を御守護頂いた鎮守の神々様に対して、壊す事のことわりを入れて感謝申し上げます。

※出来る方は、八足案や三方でなくても机にお皿にて神饌は軽度の野菜や果物などでも構いませんので、神饌を用意される方が宜しいです。

3、祓い清めをする。
・神様に祈念申し上げる(2の内容)
・祝詞を奏上する(天津祝詞、神言(大祓祝詞)が好ましい)
・敷地内の土地と家屋の四方と玄関に神酒を撒く
・全壊する場合は、家の全ての部屋の中に、切幣(きりぬさ)にて祓う
 修理、増設などのリフォームの場合は、その箇所を切幣(きりぬさ)にて祓う


■その他の対処する方法
 1、鎮魂を行う
 2、家屋を壊さずに暫く別の家屋に住む

【火の鎮魂を行う】
火の鎮魂を行うと、自らの離遊した霊魂が自らの身体内に戻ってきます。
ですが、これまで鎮魂を行ったことの無い人が鎮魂状態となるには少し期間が掛かります
また1度の鎮魂では戻りませんので、壊す前に何度か鎮魂を行うようにします。

【家屋を壊さずに暫く別の家屋に住む】
これは、同じ敷地に家屋の建替えの場合には難しいかと思うのですが、今まで住んでいた家屋をすぐに壊さずに、新たな家屋に移り住んで暫くして新たな家に馴染んだ頃に元の家屋を壊すようにすると、自らの気持ちの整理と共に分霊化され鎮まっていた霊魂が離れる為に悪影響は出にくくなります。


これらの方法がとても有効的では御座いますが、あくまでも本人の家屋に対する思いが重要となりますので、
今までの家屋に未練を残し後悔を引きずるのではなく、新たな家を心待ちにして楽しみにする事が秘訣であり宜しいのです。

日月神示では、
■(174)「此の世に自分の物と云ふ物は何一つないのであるぞ。」

■(360)「土地分け盗りばかりか、天まで分け盗って自分のものと、威張ってゐるが、人民の物一つもないのぢゃ。」

■(756)「自分が生んだもの、自分から湧き出るものは、いくら他に与へてもなくならんぞ。与へよ、与へよ、与へてなくなるものは自分のものでないと申してあろう。」

このように言われていますように、たとえ自分の物や家であっても、自分の物とは強く思わないようにして、
全ての物も家屋を神様よりお借りしているものと思い、家屋と鎮守の神様に感謝するようにします。

これは、自らの身体においても、神様より現世に居る間お借りしているものなのです。
この気持ちを持ち、「自らの身体に感謝して大切に養生し健全に保つ事」が自らの役目であるのです。

この位の気持ちで居ますと身体的な悪影響は受けないものです。


■分霊化(離遊)した霊魂の戻し方
自らの強い想いや執着心により、霊魂を分霊化して離遊させない為には、自らの思想を正しく改めて行く事が大切なのですが、既に分霊化された自らの霊魂を、元に戻す方法は「鎮魂」を行う事が最も有効的になります。
※ 鎮魂は、段階を経て行う事でより効果的になりますので、次回にお知らせしたいと思います。

厳瑞

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次