改心の理12「鎮魂について」

 鎮魂法とは、令義解(りょうのぎげ)に 、
「鎮は安なり。人の陽気を魂といふ。魂は運なり。言ふは離遊の運魂を招きて、身体の中符に鎮む。故に鎮魂といふ」このように御座います。

これは、自らが心惹かれ揺れ動く想念(心)により、霊魂は離遊(分霊化)した状態となり、この離遊(分霊化)した霊魂を自らの身体の中府に元に戻す事を鎮魂と言います。

本田霊学の鎮魂は、これまで天宇受売神を鎮祭した鎮魂石を用いて行われてきましたが、
これは、これまで理(みち)を求め精進してきた方であれば良いのですが、
どのような方でも必ず身体的な霊体の穢れや思想的な霊魂の穢れがあるものです。

本来は、軽度の穢れであれば鎮魂を行い、鎮祭された御神霊と自らの霊魂が接する事で祓われ清まるのですが、
心身に穢れがあり、特に自我や自己愛の精神の強い人がこれまでの鎮魂石を用いた鎮魂を行うと、
本来の霊魂が活動せずに我の精神が石に入って鎮まる事になります。
すると鎮魂石は穢れてしまい、鎮祭された御神霊は働きが出ずに鎮魂石から抜けてしまいます。
この状態で鎮魂を続けても真の鎮魂状態とはならないものです。

また、真の霊魂の表面には、後天的に付着した様々な強い感情や、トラウマなどの無意識に囚われている自らの負の感情や邪な精神が蓋をして塞いだ状態となっているのです。
さらに自らに執着された自我、また外分や顕幽の体の穢れなどの影響が強く凝り固まって付着しているもので、
通常の鎮魂をおこなっても、この状態では真の霊魂の働きが阻害されているので、この霊魂を塞いでいる蓋を活性化させ浮き出させて取り除く為の準備として「浮心法」と「浄化法」から始めます。

※自分は大丈夫と思う方が多いのですが、これがとても重要になるのす。

その後「想念法」にて集中する為の練習を行います。
これは、いつでもどこでも出来る集中する為の練習方法になりますが、これだけでも深い鎮魂状態に入る事が出来ます。

「浮心法」と「浄化法」により、霊魂の表面の浄化が浮き始めて活性化してきましたら、「火の鎮魂」を行うようにします。
この火の鎮魂は、富士の御神霊、木花咲耶姫神様よりお伝え頂いた、誰にでも出来て安全で祓い清めの効果がとてもある鎮魂となります。
火の鎮魂は、自らの霊魂と霊体(正・副守護神)、外分の祓いとなりますが、但し真の信仰に至っていない人は祓いの効果は軽減されます。
この火の鎮魂により、自らの霊魂と霊体の祓いを行っていると、真の霊魂本来の働きが開始される事になります。
また、鎮魂石による鎮魂は、鎮魂石に御神霊を鎮祭しないと、ただの石なので、石に霊魂が鎮まる事は出来ますが、それにより霊魂や霊体の祓いや霊魂の働きが出る事はありません。

また、通常は正しい御神霊を真に鎮める事の出来る人も居ませんので、火の鎮魂がどなたにでも行う事が出来る唯一の方法であり十分な祓いの効力を発揮される鎮魂なのです。

※ この火の鎮魂をしっかり行われていると御神霊が懸かれる状態となりますので、取り次ぎ者および神主は火の鎮魂のみで宜しいのです。但し真の信仰心と正しい思想が最も重要となります。

鎮魂石による鎮魂は、自らの霊魂を運転活用する為になります。
これまで、天宇受売神の御神霊を鎮魂石に鎮祭されていましたが、本来は鎮魂石に鎮祭される御神霊は別になります。
※これは秘事になります。

通常は、火の鎮魂を行うのみで十分であり、「真の信仰心と思想を深め高め、自らを正しく改め、霊魂(心)を磨く事」の浄心が最も需要な事となるのです
これなくして鎮魂を行う意味が全く無いのです。

鎮魂を行うのみでは、心を磨く事、正しい思想を高める事、改心する事、真の祓いとはならないのです。
理を求め、自らの信仰心と浄心があってこそ効果が現れるのです。

鎮魂には、この浄心が最も重要であり、技や霊能力を求めるものではなく、段階を経て準備を行う事が必要となります。
しっかりと準備をせずに行うと、真の霊魂の働きが出ずに、また疲労するばかりか低級な霊的現象に囚われて真の鎮魂には至らないものです。

■鎮魂の段階
1、「浮心法」  これまで降り積もった心を活性化させ浮き出させる
2、「浄化法」  清算する為の準備
3、「想念法」  集中する為の練習
4、「火の鎮魂法」霊魂・霊体の祓い清め
5、「鎮魂法」  鎮魂石による真の鎮魂

このような段階を経て行うと、自らの霊魂をしっかり清算できるようになります。

厳瑞

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